結婚相手とのなれそめは、学ランと桜と共に

私は30代前半の女性です。

夫は、私の高校の一つ年下の後輩でした。

初めて彼に声をかけた日のこと

初めて彼に声をかけた日のことは、今でも覚えています。

春、夫は高校に入学してきたばかりで、所在なさそうに中庭に立っていた男子高校生でした。

「ねえ、演劇部、興味ない?」

中学も一緒だったので、顔と名前は元々知っていました。

新入生を勧誘しただけだったのに、そこからまさか、彼と部活の青春の日々を共にし、交際し、結婚することになるとは、夢にも思いませんでした。

その年の冬に交際

その年の冬に交際を始めました。

深夜にインターネットを通じてメッセージをやりとりしていて、距離が縮まったことがきっかけです。

先んじて私が大学に入学した時に一度別れましたが、その後復縁しました。

一緒にいて一番楽だし楽しいし、様々なことについてたくさん会話ができる相手として、この人以外には考えられないと思っています。

通算9年ほどつきあい、その中で1年間の遠距離恋愛も経て結婚しました。

じゃあ結婚するしかないよね

「これから一緒に暮らしたいよね、じゃあ結婚するしかないよね」

「そうだね」

プロポーズはありません。

普通の会話の中で、話し合いで決まったようなものです。

お互いに、お互いのそばで生きていきたい。

そのためには結婚以外の道はありませんでしたし、迷いは全くありませんでした。

結婚相手を決める時に、一な番大切すべきだと思うこと

結婚相手を決める時に私が一な番大切すべきだと思うのは、対話ができる人かどうか見極めることです。

生活の重要な部分の価値観が近い人であればもっといいです。

私はそういう人と結婚して8年目になりますが、ずっと幸せです。

共に家庭を営んでいく中で、困難にぶつかることもあります。

どんな困難でも、互いに話し合って、解決策を探したり妥協しあったりしながら、一緒に乗り越えていける人でないと、長い人生を共に歩むことは難しいと思います。