40代後半女性です。
主人とは職場の先輩、後輩という関係でした。
職場は中学校で、2人とも国語科です。
最初の印象
最初の印象は、暗くて寡黙な人、というものです。
同じ学年に所属していましたが、冗談を言ったりすると怒られそうで、話しかけませんでした。
仲良くなったきっかけは、私が授業の展開や発問について質問したことです。
すると、授業展開ノートを開いて、どこが大事で、どういう発問をすると生徒がのってくるか、ということを細かく話してくれました。
でも、押し付けがましくなくて、凄く納得して、早速翌日からやってみて、うまくいったことを報告しました。
凄く喜んでいて、あ、真面目だな、と好印象を持ちました。
奇想天外だった食事
が、私の中で、奇想天外だったのが、食事のことです。
学年職員でお昼を食べに行った時、他の人が食べ残したパスタとか、オムライスとかを食べていたのには、カルチャーショックを覚えました。
他の先生も当たり前のように与えていたので、それにもびっくり。
この人、貧乏なのかな、どういう教育を受けたんだろうとちょっと引きました。
また、話を聞くと、家にはテレビがないというのです。
これにもショック。
いつの時代の人だろう・・・と、本当に恐怖さえ感じました。
授業は凄い
が、やはり授業は凄い。
参観させて頂いた時、生徒たちが目を輝かせて授業を受けていたのを見て、この人は本物だ、と感じました。
ジャージはピッチピチでお尻のラインがいつもでていて、生徒にはプリッケツとか呼ばれていました。
原色のシャツを着てて、決してカッコよくありませんでした。
ですが、生徒や授業のことから、誠実な人なんだなと感じ、好意を持ちました。
初めてのデート
初めてのデートは多分、仕事終わりにラーメンを食べたことだと思います。
2度目は、はっきり、赤城山にドライブに誘われましたが、ただドライブしただけでした。
決して手を出してこなかったので、興味ないのかなと思っていました。
しかしその後、告白されてお付き合いが始まりました。
お互いの担当学年の兼ね合いや、主人方の父親の病気などもあり、付き合って付き合って5年目のときにプロポーズされました。
「2世帯住宅を建てるんだけど、間取りを考えてほしい」でした。
一応プロポーズと捉えました。
が、本当に、間取りを考えるだけで、別の人と結婚するんだったらどうしよう、とか考えてしまいましたが、やはり私と結婚してくれました。
当時の自分へのアドバイスは
当時の私に一言言うとしたら、
まぁ色々大変なこともあるけど、その人で大方間違いないよ。
可愛い子供に恵まれるし、幸せに暮らせるよ。
それと旦那と私のどちらか正しいかと言われれば、9割がた私だから大丈夫だよ。
と伝えたいです。