現在私は40代前半の女性、夫も同い年です。
結婚から今年で13年が経過し、二人のかわいい息子たちも小学生になりました。
思い返せば私たち夫婦は就職超氷河期世代と言われた世代です。
幸い仕事にも恵まれ、夫と出会い家庭を持てたことは世代的に考えればとても幸運だったと言えます。
夫との出会いは社会人一年目
夫との出会いは社会人一年目の時、友達が設定した飲み会の席でした。
いわゆるコンパというやつです。
当時私の友人は保険の法人営業をしておりました。
いろいろな会社の男性から飲み会のセッティングをお願いされていました。
友人もこれも営業の一環だと、大学時代の友人知人を総動員してそれに答えているようでした。
そんな友人からいつものように飲み会のお声がかかり、にぎやかなお酒の席が好きだった私は二つ返事でOKしました。
異業種交流会的なノリでそれぞれの仕事の話を
7月の金曜日だったと思います。
いつものように他愛の無い会話で盛り上がり、異業種交流会的なノリでそれぞれの仕事の話をしていました。
お開きが近づき、その日は大いに盛り上がったので、全員でメール交換をしました。
当時はガラゲー、ラインなどまだありませんでした。
その日のメンバーに夫もいたのですが、隣に座っていたはずなのに夫の印象はとても薄かったです。
そのため、後日夫から個人的に連絡があった時にはとても驚きました。
飲み会であまり話すことができなかったからもう一度話がしたい、といった内容でした。
4回目の映画デートで告白
当時私はモテない女で、飲み会でも完全に盛り上げ要員。
この申し出には大変驚いたとともに、このチャンスはきっと逃してはいけないという本能的な予感がしました。
それからは自分の誕生日を口実に私から会う約束をしたり、映画に誘ったりと、やさしくて話し上手な夫のことがどんどん好きになっていきました。
最終的に4回目あたりの映画デートで付き合って欲しいと言われた時には、とても嬉しかったです。
4年交際して、結婚を前提に同棲
それから4年ほど交際し、結婚を前提に同棲することを私から提案しました。
逆プロポーズに近いものがあったと思います。
交際も4年たつとどこかマンネリ化し、何とかして次のステップへ進まないという焦りが私にはありました。
交際中にも何度か夫の口から家賃負担軽減のため同棲の提案があったのです。
なので、自然な流れで同棲に持ち込むことに成功したわけです。
それからは全て結婚に向かって流れは進み、同棲一年後には無事ゴールインを果たしました。
自分から出会いに行かないと、幸せは向こうからやってきてはくれない
婚活の話題が昨今話題になっています。
いま婚活中の20代30代の方に言えることは、自分から出会いに行かないと、幸せは向こうからやってきてはくれない、ということです。
結婚のメリットデメリットを議論するより、一度一緒に住んで疑似結婚生活を試してみたらいいと思います。
他人と一緒に住むのは、案外楽しいものです。
それも自分の好きな相手なおさらです。
今の若い人はパソコン世代なので、何でもかんでもシュミレーションしてしまう癖があるのではないのでしょうか。
出会いもお付き合いするのも結婚も、一歩踏み出して実体験してみないとわからないものです。