初恋の痛手で傷心だった私にゆっくりと歩み寄って来たくれた彼には今でも感謝しています

中学校に入ってから、とても好きになったクラスメイトがいました。

ちょっと不良っぽくて、とってもかっこよくて、スポーツができる人でした。

初恋の相手とは、大げんかしてそれ以来憶病に

もちろんその人は先輩・後輩関係なくモテモテで、私の入るスキなんてなかったのです。

当時、彼には同級生の彼女がいましたし、私はそのコのことが嫌いではありませんでした。

 

ところがある日、私は彼のちょっとした一言が原因で大喧嘩をしてしまいました。

それ以来彼とは話すこともなく、彼が話をしようと試みてくれていたことはわかっていましたが、私がそれを避けていました。

そのまま中学を卒業し、とうとう仲直りをできず終いでした。

好きな気持ちと傷ついた悲しい気持ちとがぐちゃぐちゃに混ざり合って、何年経っても彼を好きな気持ちが消えずにチラついていました。

初恋の相手を忘れられない中で出会った初・彼氏

そんな時に初めての彼氏となる男性と出会いました。

その人とは同じ会社の事業所違いで、隣の県に住んでいる人でした。

私は会社の本社に勤務していたので、会議などでたまに会う人くらいの認識だったのです。

その人は電話で話す時もおもしろい話をしてくれたり、たまに顔を合わせた時も話かけてくれたりしました。

私以外の女性社員にはそんなことなかったみたいです。

私は急に来られると怖い感じがして逃げてしまいます。

それをわかっていたのか、彼はゆっくりゆっくり時間をかけて私との距離を詰めて来てくれました。

喧嘩をしたままの初恋の人への思いが少しずつ消えて、私は同じ会社の彼のことが気になっていきました。

そんな時に彼の方から告白してくれて、私は嬉しい気持ちとドキドキする気持ちとで胸がいっぱいになりながら「・・・はい」と答えたことを覚えています。

残念ながらその彼とはお別れしてしまったのですが、今でもその彼には感謝していますし、いい思い出をたくさんくれました。

今後会うことがあったなら、ありがとうと伝えたいと思える人です。